大学生である時期は短い
大学生時代はリアルタイムでその時を過ごしている時にはわかりづらいですが、とても貴重な一生を左右するほどの時間です。
そんな大げさな、と思うかもしれませんが社会人になってから懐かしく思い出すのは大学生時代の思い出ということが多く、いい意味でも悪い意味でもその時にどう過ごしたかが心理面にも大きな影響を与えてきます。
大学生時代を思い切りやりきったと言う人はその後の生活も充実して送ることができやすく、その時に身につけたスキルを活かした仕事を見つけて自分の力を伸ばしていくことができます。
反対に漫然と大学生活を送ってしまったという人は、社会人になってから「ああしておけば」「あの時もうちょっと頑張っていれば」という取り返しのつかない後悔を感じやすく、それを引きずっていることで精神的にもよくない影響になってしまうことも多いようです。
その時間の中にいるときには、いつまでもこの状態が続くかのような感じがしてしまいますが、終わってみると本当にその時期というのは短いものなのです。
将来の自分のためにも、出来る限り全力でその時間を楽しむ努力をしておくことをすすめたいです。
目標は多く持ち結果にはこだわりすぎない
大学生活を送るときには、勉強にしても遊びにしてもできるだけ本気で取り組むことが大切です。
学校生活にしてもプライベートにしても、大学生の時代というのは手抜きをしようとすればいくらでもできてしまいます。
ただあまりにも手抜きをしすぎてしまうと留年や退学といったことにもなってしまうのでほとんどの人は落第をしないギリギリでなんとか単位がとれるようにして学校生活を送ることでしょうが、ただ卒業をするためだけに勉強をするというのは大学生活数年という短い時間を送るには大変にもったいない過ごし方です。
勉強をするのに「つまらない」と思うか「面白い」と思うかは本人の気持ちの持ち方次第です。
同じ「つまらない」勉強でもそれをいかに楽しくするかということが、社会人になってからの仕事の仕方にも影響をしてくるので、できるだけ全力で楽しむ努力をすることは忘れないよういしてもらいたいです。
プライベートにしても同じで、人付き合いを面倒がって避けていては貴重な出会いの機会を逃してしまうことになります。
彼氏がほしい、友人の輪を広げたいといった動機で遊びに行ったとしても、思うように人間関係が進まなかったりすることもあるかもしれません。
そんなときには「時間の無駄だった、行かなければよかった」と思うのではなく、できるだけその時間で自分は何を学んだかということを意識するようにしましょう。
結果だけにこだわらない、経験重視の考え方をしているだけでも毎日の生活がずっと楽しくなります。
付き合う人間にも気をつけたい
大学生活を左右する大きな要素となるのが人間関係です。
友人にどういう人を選ぶかによって精神面に大きな影響が出てきてしまいます。
前に述べたように毎日を楽しむには「サボった方が楽だし得」「面倒くさいことは自分ではしない」といったことを平気で口にするような人とは距離をとることが大事になります。
同じ友人になるなら一緒の時間を積極的に楽しもうとしてくれる人の方が気持ち的にも嬉しいですし、毎日の充実度も高まります。
また地元の大学に進学した場合など、高校からの付き合いとなる友人も多くいるかもしれません。
ですがそうした昔からの友人ばかりでつるんでいると、せっかくの大学生活で人脈が広がりませんし、会話の内容も昔のことばかりのループで新鮮味がありません。
昔からの友人は大切にしつつも、新しい友人との出会いを大切にしていってもらいたいです。