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今注目のシェアハウス

シェアハウスで生活する若者が増えています

今若い世代の新しい居住方法として大きな注目を受けているのが「シェアハウス」という他人同士が同じ施設で生活をするというやり方です。

既に「シェアハウス」という用語が世間的に広く知られるようになっているので余計な説明は不要かと思いますが、それぞれ単身としてアパートに入居するときに必要になる敷金・礼金などのお金がかからず、使用頻度の低い共同施設を大勢で使うようにすることで設備そのものを豪華にすることができるというメリットがあります。

現在シェアハウスとして利用されている物件の多くは、かつて不動産バブルが起こったときに乱立された高級マンションであったり、大企業が福利厚生目的で都心部に作った職員向け寮であったりします。

シェアハウスとして入居者を募集する前にはそうした施設を共同生活に適した形になるようにリフォームをしているので、設備面に問題はなく広さや内装の豪華さをそのまま利用することができるというわけです。

コンセプトを持った施設も増加

見ず知らずの人同士で共同生活を送るといっても、先着順で誰でも入居ができるようになっているというわけではありません。

シェアハウスとして運営されている施設の多くでは、20~30代までや女性限定といったような入居者への一定の制限をつけており、安全面にも配慮をした入居者選びがされています。

特に今人気となっているのが何らかの共通の趣味を持った人同士を集めるというタイプの施設で、若手起業家がオフィスを兼ねて使えるようになっていたり、暮らしながら英会話が覚えられるように外国人留学生を積極的に受け入れていたりといったものなどがあります。

いくつかの条件に絞り込んで探すと必ず興味のある分野で施設を見つけることができるはずなので、まずは大手のシェアハウス管理会社などで検索をかけてみてください。

入居前には条件などをよく読んで

シェアハウスはこれまでの不動産物件と大きく取り扱い方法が異なる契約になるので、どの施設でも全く同じ規則というわけではありません。

入居時にかかるお金は基本的には家賃と共益費のみですが、施設によっては他にも何らかの名目でお金がかかることになったりすることもあります。

また完全に出入りが自由ではなく、最低半年は住まなくてはいけないなどの入居期間の定めがされていることもあります。

入居に関して何らかの制限がある物件の場合、自己都合で退去をするとなると多額の違約金が発生してしまったりするので入居前にはしっかりと契約内容を確認してあとから「こんなはずじゃなかった」というトラブルが起こらないようにしておきましょう。