大学生になったらスーツは持っておきたい
ほとんどの人は中学生や高校生の時には学生服があることから、あまりフォーマルウエアとして洋服を選ぶ機会はなかったのではないかと思います。
学生服は正装として使用しても問題がないとされているため、冠婚葬祭があった場合にも制服を着用していけば失礼となることはありませんでした。
ですが大学生には学生服がありませんので、それ以降の冠婚葬祭などのフォーマルな席においては専用の洋服を着用しなくてはいけなくなります。
最も早いところで大学の入学式がありますので、そこに着ていくためのスーツをまず最初に選んでおくとよいでしょう。
初めてスーツを選ぶならあまり奇抜なデザインよりも、汎用性の効く一般的な形と色にしておくと就職活動のためのセミナーなどにも長く使用をしていくことができて便利です。
スーツを選ぶなら黒もしくは紺色
大学生が初めて購入をするスーツは、フレッシャーズフェアといった名称で百貨店や大手紳士服店などで定期的に販売がされています。
最近は学生用のスーツもかなり価格が下がってきているので、1~2万円くらいの予算でもかなり見栄えのするよいスーツを購入することができます。
フレッシャーズ向けとして販売されているスーツの種類は、大抵のお店で黒もしくは紺色となっていることでしょう。
珍しいものでもグレーやストライプといったもので収まっているかと思います。
何着か購入できる余裕があればそうした遊びのあるものでもよいのですが、とりあえず1着だけ購入をするということなら黒もしくは紺で選んだ方が無難です。
特に男性の場合には黒いスーツはそのあとに必要になる喪服や結婚式での参列服として使用ができるので持っておくといざというときに慌てずにすみます。
女性の場合も黒はとりあえずの汎用性のある色のスーツになるので、1つは持っておくとよいでしょう。
一緒に購入することになるシャツやブラウス、ネクタイについても最初に選ぶなら白色にさわやかな青系などでまとめておけばよいでしょう。
いきなりおしゃれさを求めるのではなく、とりあえずはどこにでも着ていけるものを選ぶようにするのがコツです。
スーツの着こなしを覚えるために
大学生になって初めてスーツを着用するとなると、どうしても着られてるような不釣り合いな感じを受けてしまいます。
スーツを着用するときには服装だけでなく、髪型や時計・かばんなどの持ち物、立ち居振る舞い全般など細かい部分までに気を使わないといけなくなります。
女性ならスーツに合うメイクなども覚えていかなくてはいけないでしょう。
慣れないうちは大変ですが、就職活動も本番になってくればどうしても連日のように着用をしないといけなくなりますし、同じようなスーツでどうやって好印象を作り出すかという研究までも必要になってきます。
はじめから着こなしをするのは難しいですが、就活セミナーや面接対策講座などを受けたりしてスーツに負けない着方ができるようになってください。